この人物知りませんでした。
大変勉強になります。
カール・フォン・リンネは、スウェーデン南部のスモーランドのステンブルーフルトにニルス・インゲマルソン(Nils Ingemarsson)の子として生まれた。若い頃には、父親や母方の祖父と同様に聖職者となる予定であった。彼は町の内科医から教えられた植物学に興味を持ち、ルンド大学へ入り、1年後ウプサラ大学へと移った。
この間に、リンネは植物の分類の基礎が花のおしべとめしべにあると確信するようになり、短い論文を書いて助教授となった。
1732年に、ウプサラの科学アカデミーは彼の、当時は未知であったラップランド探検の為に融資をした。 この結果が1737年にFlora Laponicaとして発行された。
その後、リンネは大陸へ渡った。 オランダでヤン・フレデリック・フロノヴィウスに会い、分類学における彼の研究(Systema Naturae)の草稿を見せた。 そこでは、"Physalis annua ramosissima, ramis angulosis glabris, foliis dentato-serratis"などのように当時、多くの分類法に使用された扱いにくい記述法をPhysalis angulataの簡潔で現在身近な種名に変えた。 より上位の分類群が作られ、簡単で規則的な方法で配列された。 現在、二名法として知られるシステムはその200年前にボーアン兄弟により開発されたが、リンネは科学界へそれを普及させたと言われる。
リンネは個人的に常識的と感じた方法で分類群を命名した。例えば、人間はHomo sapiensだが、彼はまた2番目の人類、Homo troglodytes(現在、Pan troglodytesとして分類されているチンパンジー)を設定した。
哺乳動物の定義の1つが子に乳を与えることから、乳腺(mammary gland)に因み哺乳類(mammalia)と名づけられた。 他の動物と哺乳動物を区別するすべての特徴から、リンネが生まれながらの母性の重要性に関する個人的な意見としてこれを選んだかもしれない。 高貴な女性でも自らの子への授乳を誇りに思うべきであると宣言して、彼は乳母の習慣へ反対運動をした。
1739年に、リンネは医師の娘、Sara Moreaと結婚した。 彼は2年後にウプサラ大学の薬学の教授となり、すぐに植物学の教授に変わった。彼は動物と鉱物に分野を拡げて分類を研究し続けた。鉱物というと妙に感じるかもしれないが、進化論が発表されるのは遥か先の話である。リンネは自然界の要素を分類する便利な方法を試みていただけであった。ルター派のリンネが進化論を聞いたならぞっとしたであろうが。
スウェーデンのアドルフ・フレドリク王は1757年にリンネを貴族に叙し、枢密院が叙爵を確認した後にリンネは姓のフォン・リンネを得、後にしばしばカール・リンネとサインした(出身地にちなんだカロルス・リンネウス・スモランデル(Carolus Linnaeus Smolander)とも署名している)。この姓は、彼の父が、ルンド大学の大学入学許可のときに牧師に相応しいラテン語の姓リンネを採用したのである。これは彼の家族が育てていたシナノキ(Linnagård)[1]に由来するものである。また、彼の親戚は、同じくシナノキのラテン名にちなむティランデル(Tiliander)、リンデリウス(Lindelius)という姓を名乗った。
ちなみに、当時のスウェーデン人の多くは姓を持っていなかった。リンネの祖父はインゲマル・ベングトソン(Ingemar Bengtsson…「ベングトの子」)と名乗り、同じく父はインゲマルソン、つまり「インゲマルの子」と名乗っていたわけである。
引用『ウィキペディア(Wikipedia)』
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